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天使のはね

黒く焼けた首筋から一定の間隔で浮き出る背骨をうつくしく思った。
とおい昔に羽が生えていたのだという話をほんとうだと思わせるようなその肩甲骨に触れたい。
触れて、細い腰に伸ばした腕で、そのまま抱き締めてしまえたら、
おまえはいったいどういう顔をするんだろう。




ご無沙汰してます。むかし書いた短文deごあいさつ芦野です。たぶんあとべ→ししど。あんまり覚えてませんが← 日に焼けたはだってうつくしいなあとか思って書いた気がします。服で隠されていたところと色が違うのがいい!その境界線に大変もえを感じます。


こっから近況めも



・じつはジストニアだったということが判明
・手足がありえん方向にまわる
・そしたら足痛めた
・歩けねえorz
・車椅子生活突入
・今日が記念すべき第一日目だよ!
・世界中がバリアフリーに目覚めればいい
・バリアフリー推進運動(ひとりで勝手に)開催中^^
・動けないので1日中妄想しながらあらしのベスト聞いている
・結果あらしにハマった
・やばいあらしすきだ
・ゆめにあらし出てくる
・絵描きたい^^^^
・みくしい始めた
・へびちゃんがりぼーんハマった
・ちょうなつかしい
・つられてぎんたま再熱
・ひじぎんハアハア^ρ^←
・おきたハアハア
・あれ?高杉って萌えキャラじゃない?
・あ、いまさらですかそうですか
・いもうとから教えてもらった平家物語の木曾義仲が大変にmoe^ρ^
・いまいのしろうううううううう!!!!!!
・よしなかあああああああああああああああああああああ!!!!!!
・いまいのしろうはかっこよすぎるjk
・ともえはその倍かっこいいほれる
・よしなかはどうみても伊達政宗(せんごくばさら)
・ばか
・あああああああ かわいい
・しかしそれにしてもあの文体のかっこよさはなにごとか・・・
・文才欲しい
・ペアプリ欲しい
・てにみゅ立海DVD待ち遠しい

こんなかんじでしょうか。いちばん最後のはもう最近のわたしの唯一の希望と言っても過言ではありません。いいんだ・・・自分で自分にクリスマスプレゼントあげるんだ・・・さみしい女でもいいもん・・・俺には・・・俺にはみおちゃんがついてる!!かめんらいだーWが毎週すごいおもしろいです。みんな見よう!かめんらいだーは日曜朝8時半からだよ!そしてだれかわたしとフィリップのかわいさとぜんらおとこについて話そう(せつじつ)

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L


※あとべです
※若干グロ!注意!



俺様は猫だ。しかも血統書つきだ。うつくしい金の毛並みは人々のくちびるから感嘆のため息を引き出すのに充分だったし、青い瞳は人々の心を捉えて離さなかった。若い俺にはたくさんの選択肢がありどれを選ぶのも俺の自由だった。ある日俺はさる高名な人物のひらいたオークションに招かれた。たくさんのものたちが次々と落札されていく。俺はいつものようにその様子を高みから優雅に見物していた。すると急にスポットライトが俺を照らした。「次はこちらです!」眩しさに目がくらむなかでたくさんの手が次々に上がるのを見た。「そこのあなた!」進行係の高らかな声が響く。「おめでとうございます!ご落札です!」何がなんだかわからぬうちに、俺は下賎な人間の手で小さな金属の箱に入れられどこかへと連れ去られた。

そこはきもちわるくなるほどにド派手な屋敷だった。外壁はすべて輝くピンク色で、中に入ると今度は輝く銀色に責め立てられた。頭がくらりとするのを感じる。酷い趣味だと思いながら頭を上げるとドスンドスンとすごい音をさせながらけばけばしい化粧をした人間が降りてきた。でっぷりと肥えた体を色取る水色のドレスのあまりの似合わなさに吐きそうになる。「ちょっと!」その人間は叫んだ。「あんた!頼んだのはこの子!この子なのね!まああああかわいいこと!ちょっと触らせなさいよ触らせるわよねまああかわいいまあいい子!さあこっちへおいでまあかわいい!」そういいながら俺に近付いてくる。威嚇すると「まあ、女にかわいがられるのは初めてだから緊張してるのね!いいのよそんな、怖がらないで!さあこっちへおいで!」とその指輪だらけの脂身のような手を伸ばしてきた。「さあ!」まっかな口紅を塗りたくった唇が動く。ああ!俺様に触るな!ああ!ああ!きもちわるいきもちわるいきもちわるい!

「キャアアアアアアア!!!!!!!!」耳障りな悲鳴が聞こえ、まっかな血液がその唇から零れた。ああ!まるでその塗りたくられた口紅のようだ。けれどなんて別物のように甘美な匂い!血液の溢れるその唇にくちづけ舐め上げるとまたその女の口から悲鳴が零れた。うるさい、と噛み付くと、うう、とうめくような声が聞こえ、やがて何も聞こえなくなった。俺様は彼女をむしゃぶりつくし食い尽くした。いつのまにかたくさんの人間に囲まれていた。そいつらは皆紺色の揃いの服を纏い揃いの帽子を被っていた。「射撃用意!」聞こえる声と共に足の付け根に激痛を感じる。思わず叫ぶといつのまにか近付いていた誰かに無理矢理に捉えられ何かを打たれた。朦朧とする意識の中で「なにやってんだよ」というなつかしい声を聞いたような気がした。



つづく!^^
ごめんなさいここでつづきます!ていうかまだつづき全然書けてないっていうかこのつづきどうするの?^^←なんだかだーっと書いてて気付いたらすごい意味のわからんパロディになっててもー自分で自分に呆然としてます。こんなマニアックなの・・・だれも求めてないよ・・・ね・・・。ま、でも基本自己満ブログなのでとりあえずつづき書いたらまた上げます。そのときはどうぞお付き合いを!よろしくお願いします^^おやすみなさい。

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ぐちゃぐちゃ


※おしたりとじろー
※同棲設定パラレル



おしたりがうちを出て行った。最後の最後までなにも言わずに、ただ淋しげな目をしておれを見て、そっとあきらめてすっと消えて行った。おしたりはもう帰って来ない、この部屋はからっぽになる。おもいでもきっと消えてしまう、だっておしたりのいなくなったこの部屋はうそみたいに明るい。窓から差し込む光が白くて、おれもきっと消えていくんだなあと思う。ふたりでいないと、おれはおれじゃいられない。なのにおれたちの部屋におしたりはいない。戻って来ない。おれはひとりきりこれからどうしようかと考えた。だけどなんにも出て来なかった。おしたりがいるうちはいくらでも思いついたのに、昨日の晩おしたりが消えたのといっしょにおれの頭も壊れたんだ。からっぽになって白くて、脳味噌がなくなったみたいに、なにもうかばない。ねえおしたり、やっぱりおれがいけなかったのかな。ずっとずっと、おしたりに我慢をさせてたのかな。ねえだけどおしたり、おれはほんとうにすきだったんだよ。おしたりのことがすきだった。おしたりがよく言うみたいに『単なるひまつぶし』でおしたりといたわけじゃない。ほんとうだよ。だっていまほら、おしたりがいないこの部屋でおれは頭がからっぽだ。ねえおしたり、こんなおれを見たらおしたりはなんていうかな。叱るのかな。ためいきをつくのかな。それともなんにも言ってくれない?おしたりが選んだこの部屋もカーテンも、おれがわがまま言って買って貰ったこの部屋にはすこし大きすぎるソファも、もうぜんぶなんの意味も無くて、ただ部屋のすみに飾られた写真の中で8年前のおれたちがしあわせそうに笑ってる。




なんだこれは・・・。
ご無沙汰してます芦野です。インフルエンザやったり原稿にかまけたりでごちゃごちゃわたわたしていました。今回はひさしぶりなので張り切ったんですがなぜかいつもの3分の1くらいの長さに・・・しかも話がね!かぶる!ね!おんなじひとが書いてるもんだから仕方ないのかはたまたわたしがなにも考えずに書き進めているからいけないのか・・・これからしばらくすこし時間が持てるのでちょっと文書く練習してみようと思います。もっとこう・・・moeをね!!がんばります。

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銀色の彼方へ


※お/お/き/く/振/り/か/ぶ/っ/て
※阿部と榛名



拝啓、お元気ですか?
俺がアンタのすべてをあきらめてから早いものでもう3年が経ちました。


正直なところ、俺はあのころのことをひとつも後悔していないし、未だにアンタは最低の投手だと思っています。
投手として最低で、最低な投手で、とにかく最低で最低で最低だと思うし、実際最低です。
けれど俺にとってアンタはどこまでも投手です。投手でしかありませんでした。
アンタのそのすらりとした立ち姿、へたくそな歩き方、きたない食べ方、そしてその左手を、俺はいつだって見詰めていた。アンタとバッテリーを組んだ1年、そしてその先も。それはアンタが投手だったからだし、俺が捕手だったからでそれ以外の何者でもないけれど、とにかく俺はアンタをいつだって見ていた。


俺はいまも西浦で三橋といっしょにやっています。アンタと同じに自己中で、ワガママで、話の通じないヤツだけど、最高の投手です。俺はアイツを勝たせます。何度だって勝って勝って勝ちまくる。アンタがその左手で掴む以上の勝ちを俺たちは掴みます。アンタの左手がなくたって俺は勝てる。アイツがいれば。アンタがいなくたって俺は大丈夫です。アンタが思ってる以上に俺はアンタのことが嫌いだし、アンタなんか全然必要としません。それはもう全然。なので気にしないで下さい。それから見かけても声かけないで下さい。迷惑です。メールしないで下さい。返しませんから。アンタがどこへ行ったって俺には関係ないし、なんとも思いません。だから最後に言っておきます。

アンタと出会えてよかったなんて、口が裂けたって言わねえけど、アンタはあの1年のあいだの俺のすべてでした。俺はもうアンタをあきらめてしまったのでいまさらどうだっていいけれど、あの頃の俺はアンタの球を受けれること、それがすべてだった。アンタといっしょに試合で勝つこと、それだけがすべてだった。土色の球場の中でアンタだけは銀色だった。アンタの左腕は銀色だ。たったの一球すら俺のためには投げてくれなかったアンタのその左腕を俺は愛していた。だからアンタはその左腕を大事にして下さい。言わなくたってするんだろうけど、余計に。あと秋丸さん大事にしてあげて下さい。あのひとは俺じゃないからきっと大丈夫だろうけど、俺を大事にしなかった分までずっと。

アンタはきっと、俺のために投げなかったことを何年経っても何十年経っても後悔しない、そう思ったから俺はアンタをあきらめて、アンタはそんなこと気にも留めずにひとつだって気付かないまま自分のために投げ続けて、そうしてここまで来たわけだけれど、それでよかったと俺はいま思ってる。だって、アンタは投手で俺は捕手だ。頑張って下さい、アメリカに行っても投げ続けて下さい、そうしてアンタがアンタの左腕としてきたことは正しかったと証明すればいい。俺も見れるときはテレビで見ます。見れないときは見ないけど。
俺はここで頑張ります。


それでは、二度と会わないことを誓って。
                                                             阿部隆也




追伸
アンタ未だにトマト食べれねーらしいな。インタビュー見たぜ。トマトビタミンたっぷりなんだから食べろよ。そういうとこいつまで経ってもこどもだな。




こんな手紙送られてきたら普通にドン引きする。
阿部はそういうきもちわるさを持っているんじゃないかなと思いました。でもさすがにこんな手紙送りつけたりはしないかなとも思います。きっと出せないラブレター的ななにかですね!(それはそれできもちわるい)

榛名さんは高校卒業したらプロになってそのうちアメリカ行っちゃうと思います。秋丸は多分むこうからは呼ばれないでしょうけど榛名さんが連れて行く気がします。あそこのふたり、仲良しですよね~秋丸は榛名の何をしってるんでしょうね。非常に気になります。うふふ^^ 阿部は大学入ったら野球を止めちゃうイメージ。なんかくさった生活してそう。なんでだろう・・・でもダメダメな阿部は個人的にとても萌えるのでアリということにします←

最近普段のことをいもぶろに書きまくっているのでこっちに書くことがないです。あいかわらず跡部と宍戸に夢中だってことくらいです。あげてる小説はおおふりですが^^書こうと思うと考えてたのと全然違うものが出てくるんですよね。きっと神様的な何かががわたしのかわりに書いてくれてるんだね。CPの神様的ななにかがとりついてくれてるんだってことにする。そしたら駄作が出来たら簡単に責任転嫁出来るよね。だってわたしじゃない神様的な何かが書いてくれたんだもんっていう・・・わたししらない!みたいなね^^^^

S/H/O/O/W/Aさんの新刊と楠/本/ま/きさんのK/の/葬/列を読みたいです。楠/本/ま/きさんのほうは再読なんだけどもっかい読みたい・・・あのきれいな絵に触れたい。今日ヒマがあったらぶっくおふ寄ろうそうしよう・・・

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なぜか突然に


※お/お/き/く/振/り/か/ぶ/っ/て
※浜田と泉



会いたいな。真夜中、ちいさな窓から薄暗いどんよりとした空を眺めながら思う。この街では星のひかりは電灯に
勝てない。そんなことにがっかりする。俺の家の冷蔵庫には何も入ってはいない。からっぽだ。からっぽ。俺の体もからっぽだ。あいつのからだはあったかかった。あいつの家の冷蔵庫にはいつもたくさんの食材がところせましと置いてあって、あいつが腕をふるうとあっというまにそれらは美味そうな食事に姿を変えてしまった。「中華料理屋でバイトしてたことがあんだ」といって照れ臭そうに、でもすこしだけ誇らしげに笑ったあいつのその料理の腕は、駅前にあるしなびた繁華街の角にあるやっぱりしなびた中華料理屋の大将直伝のものらしい。俺はそこで一度だけメシを食ったことがある。たしか、皿うどんと、餃子。だけどあのときの一皿600円の皿うどんより、からりと揚げられた餃子より、いま目の前であいつの作るチャーハンのがよほど美味く思えた。そんなこともいまじゃ昔話だ。いま俺はここで、汚れた部屋にひとりぽっちで、薄暗い空を眺めている。

「九州へ行くんだ」そうあいつが俺たちに告げたのは、俺たちが西浦を卒業する、その前日だった。「ええ?!」「聞いてねえよ!!」と騒ぐ野球部のやつらを眺めながら、俺も、「聞いてねえよ」と胸の中でつぶやいた。いま野球部のやつらの向こうで手を頭にやってなさけない顔で笑っているあいつは昨日、そのままのなさけなさで俺を家に迎え入れ、そのままの笑い顔で「たはは」なんていいながら俺を抱いた。そしてそのあと俺にキンと冷えた麦茶を渡してチャーハンを食わせた。いつもどおり、まったくいつもどおりだった。「九州に行く」なんてそんな。聞いてない。聞いてない。俺は聞いてない。

帰り道、「聞いてないよな」「浜田の奴、いきなりすぎんだよなー」などとしゃべりあう田島と三橋の声にうなずきながら、俺はそのじつ何も聞こえていなかった。そうだ聞いてない。早く浜田に会いたい。行かなきゃ。行かないと、あいつのあのちいさなアパートに。
アパートに着くと、浜田はすでにアパートの前に出ていた。見覚えのある黒い猫のついた帽子を被ったおにーさん
たちと何事かしゃべっている。そのとなりにはでかい、これまた見覚えのあるトラックが停まっていた。「泉、」ふいにこちらを振り返った浜田が俺の名前を呼ぶ。いつもどおりのあたたかな温度だった。浜田はいつでも生ぬるくあたたかい。そうしてゆるゆると俺を包んでゆくんだ。こいつといるとなにもかもがうまくいかない、いまだってほら、俺の意思とは関係なくなにかあたたかいものが俺の頬を伝ってゆく。喉から引き攣った声とは呼べない音が出る。「いずみ、」浜田の声が俺を呼ぶ。「ごめんな。」聞いてない、そういうつもりだった喉からは声なんて出ない、ただ嗚咽だけが洩れる。あやまんなよ。何をあやまってんだよ。決めたんだろ。もう決めちまったことなんだろ。昨日俺の背中を抱き締めて、それでも俺にはひとことだって問わなかった。いわなかった。そういうことなんだろ。ならあやまんじゃねえよ。ただ、俺は、俺がいいたいのは、そういうのじゃなくて、俺が泣いてんのはそういうのではなくて、ただ、ただ。

「なあ泉、」浜田がまた俺の名を呼ぶ。その瞳がいつになく真摯だったので俺は涙で曇った視界を振り払うように必死にそのきんいろの頭の下にあるまあるい目を見詰めた。「泉、あのさ」瞬間、息を止めて、浜田がいう。「あの、俺といっしょにさ、その、九州、行かねえ?」一世一代の告白をしたような緊張したおももちで、浜田は俺のかおを見る。そんな浜田を見ていたらいままでのぜんぶが俺の頭をよぎった。まだこいつとこんなふうになるなんて思ってもなかった時代の、マウンドに立つこいつの大きな背中。支えてやりたいと思ったその笑顔。思うより強いこいつに、願うより弱いこいつに、俺がしてやれたこと、してやれなかったこと。その他もろもろの、してやりたかったこと、いっしょに、したかったこと。俺の顔を所在無げに、でもつよく見詰めている浜田の顔を見返して、涙を拭って笑う。「ばァか」
「そんなの、むりに決まってんだろ」


次の日の朝、浜田はここを発った。前の夜、「もう全部引越し屋さんに頼んで持ってってもらっちゃったからさ」と笑う浜田を初めて俺の家に連れて行って、初めて俺は自分でチャーハンを作った。初めて作ったそれは酷い出来だったけれど、浜田は笑って「うまい」といった。うそつけ、と毒づこうとしたけど、こげこげのチャーハンをうまいうまいと嬉しそうにほおばる浜田を見ていたら急にまた泣きそうになって、言葉を飲み込みうつむいて笑った。見送りは家の前でした。駅までついていったりしたらきっと俺はここへは帰って来れない。「じゃあな」と笑って手を振った浜田に「またな」といったけれど、こいつがここへ戻って来ないことは俺だってしっていた。きっともう一生、俺が浜田に会うことはない。もういちどひらりと手を振って、いつものように、浜田はふらりと歩いて行った。

それから俺は実家を出て、浜田が住んでいたぼろいアパートに引っ越した。201号室。あのときのあたたかさなんかどこにもない、殺風景な部屋だった。俺の荷物が移り住んで、すこしはうるさくなってきたが、あのあたたかさはやっぱりどこにもなかった。こうして俺が未練たらたらに浜田の住んだ家に住んでみたところで、どうしたって浜田はここへは戻って来ない。どんどん浜田が薄くなる。この街から、生活から、記憶から。そうしてどんどん消えていくんだ。あの日の背中の熱さだって、麦茶の冷たさだって、あの冷蔵庫とチャーハンだって。俺にとって浜田がどんどん無意味になって、思い出になっていく。こうして空を見上げてあいつを思うことだって少なくなるんだろう。それはあいつだっておなじことだ。あいつにとっても俺が無意味に思い出になっていく。だけどせめていまだけは、このどんよりとした空を見上げてあいつに会いたいと願う。あのきんいろをこの瞳にうつしたいと、あいつの作るチャーハンを食いたいと思う。遠い空の向こう、あいつもそうだといい、そう思う。




まさかおおふりの最初の文がはまいずになるとは思わなかった。なぜだ。おおふりでいちばん好きなCPはあべはるもしくははるあべです。大好き。殺伐、いいよね!^^はまいずはおおふりの中では一番BLらしいCPだと思っています。おおきさとか、関係とか、そういうところで。ある種、とりししに近くて、そんでやまごくとかその他もろもろに似てる。要するにヘタレ×ツンデレという黄金率。ま、わたしにとってはツンデレ×ツンデレが黄金率ですが^▽^← ツンデレって、いいよね!!

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プロフィール

HN:
芦野汎音
性別:
女性
趣味:
絵描く 歌うたう 本読む ネットサ~フィン(^ω^)
自己紹介:
京都在住、おたく どうじんがわたしの生き甲斐!←
ぎんたま、ばさら、おおふりを愛しています。テニヌの王子様、デュラララ!!に夢中です。愛、溢れ出ちゃう!



※解離性障害(多重人格・不随意運動ほか)を患っています。そのため更新も一人ではなく数人でおこなうことがあるかもしれません。ご了解下さいませ。

※ここに置いてある小説もどきみたいなんは、特に表記のない場合ぜんぶテニヌの王子様二次です。

※CPに節操はありません!お気をつけ下さい!

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