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無題


※岳人と忍足



ビルとアスファルトのあいだに挟まれた夕焼けで赤く染まる空間に向かって「大好きだよ!」と叫ぶ。涙目で振り向いた君はあほみたいなまぬけづらで、指をさして笑う。笑い声が反響して空に消えたあと、突然に訪れた沈黙と羞恥に俺はうしろも振り返らずに走り出す。影が延び切るその前に速く、速く。「なあ、・・・!」君が何かを叫ぶ。それを後ろ頭で聞きながら、俺は前も見れずに自分のちいさな爪先だけを見詰めて、ただ、走った。




侑士に好きなヤツがいるのはしっていた。
まさかそれが男だとは思いもしなかったが。しかも、おんなじクラブのヤツだなんて。
「しゃあないやん、好きんなってしもたんやも」
開き直ったかのようなその態度に大げさにため息を吐いてみせる。誰のだかしらない机に思い切りもたれかかって、「どーすんの」と聞いてみる。
「どーするって・・・そやなあ」侑士はすこし考えるようなそぶりを見せたあとでこう言った。
「とりあえず見守るかな」
「どうやって」
「こう、ひっそりと」
「ストーカーじゃん!」
「ちゃうわ愛じゃ!」
「侑士きもい!」
きもいってそんな、ひど!とかなんとか抜かす眼鏡にさっきまで食べていたメロンパンの空き袋をべし、と投げつけて俺は足をぶらぶらさせながらさっきまでの姿勢に戻る。
「てゆーか侑士さ、」
「ん?」
「告白しよーとかそーゆー気概はないわけ」
侑士はすこし迷うような困ったような微妙な表情を見せた。眉間をかるく寄せてほほえんでみせる。
「ないよ」
「なんで」
「んー・・・なんでって、色々」
そこで俺はすこし悲しい気分になる。侑士にとって俺は、ここでまだごまかされるような、そんな存在なんだなと思って。ジュウウウウ、と下品にミックスジュースの残りあとすこしを思い切り吸い込んでから、俺は侑士の目を見て言う。
「すれば、告白」
「えー?」
「えー?じゃなくてさ」
すれば、もういちど言うと、んー、と言いながら侑士は目を伏せた。居心地がわるくなったときの侑士のクセだ。正確にいうと、ちょっとごまかしたいときの。侑士はポーカーフェイスだとかなんだとかって言われてるけど付き合ってみると結構わかりやすい。大体いつでも自分に類が及ばないようにごまかそうとして笑うから、ぱっと見何考えてるかわかんないなんて思われるだけだ。ほんとは侑士はたくさんの顔を持っている。ふだんあんまり使わないっていう、ただそれだけの話だ。そんな侑士のいろんな顔を俺がいちばんしってるって、優越感にひたってるなんて、それがすごく嬉しいだなんて、誰にも言わないけどさ。ミックスジュースの最後のひとくちをジュッと吸い込んで箱をべこりと潰す。「すればいいじゃん、告白」ほんとはしなくていいけど、「もしかしたら上手くいくかもしんねーよ?」侑士のそんな顔長いこと見てたくないんだよ。「当たって砕けて来いよ」と8割本気で焚きつける。



そして侑士は当たって砕けた。
あの日放課後、「好き、付き合って」のふたことを言いに想い人に会いに行って、見事に玉砕した。答えはあっさり「ムリ」だったらしい。きもい、と言わなかったのはそのひとなりのやさしさなんだろうか。さすが侑士が好きになったひと、とか言っておく。俺ならたぶん「きもッ!」のひとことで片付けちゃうから。ムリだと言われた侑士がどんな顔をしたのか俺はしらない。笑ったのかもしれないし、泣いたのかもしれない。いつもどおりのあいまいな表情を浮かべて「そう」とでも呟いたのかもしれない。けれど、ひとつだけわかるのは侑士が心からそのひとのことを好きだったんだろうなあということだ。だって校門前で待ってた俺の前にあらわれた侑士は笑いながら泣いてたから。

やっぱムリやったわあ、と笑う侑士に何も言わず、ただ隣をだらだらと歩いた。空がやけに赤くて、夕日がまぶしかった。侑士が隣で泣いている気がした。そんな侑士に飛び蹴りを加えると、ぐあッとか言いながらよろけた侑士が「な、なに?!」と俺のほうを見上げた。俺は大きく息を吸い込んでこう叫ぶ。

「大好きだよ!」


言っちまった。それが俺の最初の感想だった。侑士は目を丸くしてこちらを見ている。やっぱり泣いてたのか、その瞳には涙が浮かんでいる。それを見ているうちに、俺はいたたまれなくなった。言っちゃった。やばい。どうしよ。だけど段々その状況に、侑士のそのまぬけづらに、ふつふつと笑みがこぼれてきて、最終的に侑士の顔を指差して笑った。はははは、はは、は、と笑みが段々にちいさくなって、俺はまたも顔を伏せる。やっぱりダメだ。いたたまれない。気づくと俺は駆け出していた。とにかく遠くへ、速く、速く。「あ、なあ、・・・!」なにか侑士が叫ぶのが頭の後ろで聞こえたけれど、俺は振り向くことが出来なかった。明日からどうしよう、そんなことを考えながら、今きっと赤く染まっている頬は夕日のせいにして、俺は自分のちいさな爪先だけを見詰めて、ただただ、走り続けた。

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女の子になりたい男の子♪


※ていう歌から生まれました。
※跡部と忍足で女の子になりたい忍足パラレルです。



そいつの”そういうシュミ”をはじめて見たのは夕日に染まる公園だった。赤い空が段々と暗い色につぶされていく、そんなすべてのものが顔を変える時間に、あいつはひとりスカートをはいてくるりくるりと踊っていた。その顔にはいつもはしない化粧がしっかりとほどこされていて、俺はいっしゅん息がとまるような感覚を覚えた。その顔はきれいだった。輝いていた。俺がいままで、見たことがないくらいに。とてもきれいだった。

気づくとそいつはこちらを向いて目を丸くしていた。俺に見られたことに気づいたらしかった。俺は隠れようかとも思ったがいまさら遅い。あいつのほうも隠れたり逃げたりする気はないようだった。ただぼうと突っ立って俺のほうをきつい視線で見つめていた。俺は逃げることをあきらめてそいつの前に姿をあらわした。何も言わないそいつに向かって俺はなんといおうかと思案し、結果「・・・女になりてえの?」といった。奴は「だったら?」といった。俺は「男がすきなのかよ」といった。瞬間、その言葉を後悔した。だって、そんなこと聞いてどうするっていうんだ。どうしようもない。だけど。さっきのこいつのうつくしさを思い出す。あれはきれいだった。とてつもなく。黙っているそいつに俺は畳み掛けるようにこう聞いた。「なあ、じゃあさ、俺ともいけんのか?」最低の言葉だった。

「・・・・・・は?」
「あん?だって男がすきなんだろおまえ。そんな恰好して女がすきなんてわけねえよなあ」
「・・・だから?」
「俺ともヤれるかって聞いてんだよ」
「・・・自分なにゆってんの、」
「あーん?だからよ、」

「そのシュミ、黙っててやっからヤらせろっつってんだよ」

忍足はぱっと目をまるくした。奴のほおにカアッと血がのぼってゆくのがわかった。瞬間、パチンッという音と共に俺は殴られていた。「ばかにせんといて、」赤くほおに血をのぼらせた忍足がいった、「男やったら誰でもええなんて、そんなわけないやろ」学校かばんをひったくるようにとって、ざっざっと去っていく奴を俺はただ土の上に転んだまま見送ることしか出来なかった。



次の日、俺は昨日のことをあやまろうと朝一で忍足の教室へ向かった。教室の扉をがらららと開けて、忍足はいるかといおうとしたそのとき、俺の目に忍足と向日の姿がうつった。忍足はとてもしあわせそうだった。しあわせそうにほほえんでいた。それを見て俺は忍足が向日に恋をしているのだということを悟った。俺は忍足に声をかけぬまま足早にその場を去った。胸のうちに湧き上がる感情がなんなのかわからなかった。ふつふつと、向日なんておまえになんの気もないぜ。という言葉だけが脳裏をよぎった。向日に恋したってムダだぜ忍足。そんなおかしな優越感と溺れそうなほどの絶望感を共に感じた。


その日の放課後、部活を終えて部室に戻ってきた忍足を俺の目は自然にとらえた。そのとなりには向日がいた。忍足は昼間とかわらず、ただ向日がとなりにいることがうれしいと言いたげにわらっていた。俺の胸にまたわけのわからないうずがうずまきはじめた。「おい忍足、」俺は気づくと声をかけていた。「ちょっと、」忍足は俺のほうをちらりと見て、またあとで、というようなことを向日にいった。

「なに」部室の裏、植えられたしげみの中のひとつにもたれて、忍足は面倒臭そうな瞳で俺を見ながらいった。俺はそんなこいつの態度にひりひりとするような感情を覚えながら、そのセリフを口にした。「おまえ、向日のことがすきなんだな」忍足のすました顔があきらかに崩れた。ポーカーフェイスファイターだなんて下手に言えねえんじゃねえかと思えるほどに、その顔はおどろきをあらわしていた。「なんで・・・」「あーん?俺様にわかんねえことなんてねえんだよ」ごくり、と忍足が生唾を飲み込むのがわかった。「なにをして欲しいん」「ものわかりいいじゃねえの。向日にあのこと、しらされたくねえなら、」そこで忍足に胸倉を掴まれた。殴られる、そう思って目を閉じるとくちびるにがっと衝撃があった。「・・・こういうこと、したいんやろ。ええで、すきにしいや」そういって忍足は口元を拭いながら俺をにらんだ。その瞳には夕日がうつりこんで赤く燃えていた。あのときとおなじに、忍足は信じられないほどにきれいだった。


一度いったことは守る、なんて美学がこいつにあるのかどうかはしらないが、それをしているあいだ、忍足は終始おとなしかった。黙って俺に抱かれていた。「俺様を向日だと思ってもいいんだぜ?」というと「岳人はそんな下種なマネせえへん」といった。心がちりちりと揺れて、俺は乱暴に奴の首筋に噛み付いた。ふっとあいつが息を吐いた。
「あんたも、シュミ悪いな」
「お互い様だろ」
「それもそうや」
せやけど、忍足はつづけた。「ぼくはたとえおまえの立場に立ったってこんなマネはせえへん。岳人もや。岳人かて、そら、ぼくの本当のことしったら離れてってまうかもしれへんけど、せやけどこんなことはせえへんで。神かけてや」そこまでひといきにいって忍足はこういった。「跡部、おまえ、最低やな」



夜、俺はひとり天蓋付きベッドの中でふとんを握り締めて昼間のことを反芻していた。最低やな。最低。たしかにそうだ最低だ。けれど俺にはそれ以外の方法が思いつかないのだ。どうしたらいいかわからない。あのときの忍足が消えない。スカートをはいて踊っていた忍足の、あの夕日のうつくしさが消えない。忍足は、昼間学校で見る姿とはまるで別人のように輝いて見えた。夕日を受けてきらきらとしていた。とてもきれいだった。俺はあのときの忍足が欲しい。ただそれだけだ。それだけなのに。俺のしていることは、まちがっているんだろうか。

そのときピンポンと来客をしらせるチャイムがなった。誰かが応対するだろうと俺がふとんにもぐりこんでいると、だだだだっと廊下を走る音がして、ばんっと乱暴に俺の部屋のドアが開いた。「あっとべー!」満面の笑みを浮かべたジローがそこには立っていた。「えへっ今日はあとべといっしょに寝よっかなーと思って来ちゃった!」そういって笑う笑顔は本当に無邪気で、おもわず俺も笑みがこぼれる。「ばーか、それなら先に電話とかしてから来いよ、もう寝てるかもしんねえだろ」「あっそっか、いっけね俺マジマジぜんっぜん思いつかんかった!」「ばーか」ほら、来いよ、とジローをふとんに入れてやって、もぞもぞとふとんに入ってくるジローのくるくるとした頭を見ながら、俺はふとジローに聞いてみようか、と思った。ジローならこういうとき、どうするんだろう。ジローのまっすぐな頭から導き出される答えを聞いてみたかった。いまの俺には、それがいちばん必要なことのような気がした。

「ジロー、おまえ、もしも気になってしょうがないやつがいたらどうする?その、そいつの弱味・・・みたいなものもしってたとしてだ」
「よわみ?」
「あ・・ああまあそんなのをだ」
んー・・とジローはいつもどおりに眠そうな目をぱちりと一度瞬いて、それからこういった。
「俺は、大好きなひとがいちばんしあわせならそれでいいと思う。」よわみとかそーゆーのはむずかしいからよくわかんねーや、そういってジローはこちらを向いてふふと笑った。答えんなった?とやわらかな笑みを浮かべていう。いつだってそうだが、ジローは頭がからっぽなのかとこちらに思わせることが多々あるにもかかわらず、たまに、こいつは全部を見抜いているんじゃないかと思わせる。俺のインサイトなど、まるで敵わないほどに。
「ああ、答えが出た気がする」そういうと、それはよかった、といってジローはまぶたを閉じた。すぐにすーすーと寝息が聞こえ出す。やっぱりこいつには敵わねえな。そう思って俺は部活の奴用の携帯電話に手を伸ばした。



夜中に呼び出したにもかかわらず忍足は何の文句もいわず、俺が指定した場所に先について待っていた。悪い、というとべつに、と返す。冷たい態度だ。あたりまえか、と頭のすみで思う。
「で、何の用」忍足が声まで冷たいままで切り出す。俺は「今は女装してねえんだな」と関係のないことをいった。「あたりまえやん。何、して欲しかったん」「ああ、まあ」「なんで」「あん?まあ・・・すきだから」「女装が?」「ちがうけど」「ならなんやねん」「おまえが」「は?」「おまえがすきだから」ひゅう、と冷たい風が吹いた。俺はなぜか忍足の顔を見れずにうつむいたまま、ただ忍足の指先はいま冷えているんだろうかと考えていた。この冷たい風に冷やされた指先を握りたい。あたためてやりたい。そういうものだと、ジローが教えてくれた。だからいまは。

「・・・本気でゆってるん」
「本気じゃなく冗談でこんなこというやつがいるかよ」
「・・・ぼく、すきなひといる」
「しってる」
「・・じゃあ、」
「おまえがあの公園でひとりでいたとき、俺は、おまえのこときれいだって思った。そのあともずっとだ。ずっと、おまえはきれいだって思ってる。離れていかねえ。心から、おまえのことが離れねえ。今日は、悪かった。ごめん」
「そんなん、急に、言われても・・・」
俺の言葉の途中から涙ぐみだした忍足は、その涙を流すまいと必死の努力をしながら切れ切れにそういった。「わかってる」「いますぐとはいわねえから、」「おまえの整理がついたら」「俺と付き合ってくれ」考えといて。俺はそういった。じゃあ、と忍足に背中を向けて歩き出そうとしたとき、待って、と呼び止められた。振り向くと忍足が、涙で充血した瞳で、「ありがとう」とささやいた。「ああ」と応えて、もう一度、今度こそ俺は忍足に背中を向けて、こんな涙があるんだな、と思った。俺の瞳からも、透明な涙が溢れ出していた。




この話を書くにあたって、オカンとななこちゃんと真紗代氏に多大な協力を得ました。とくに真紗代氏のほうは、彼女のアドバイスでこの話が生まれたといっても過言ではありません。ほんっとにあの話は萌えた!!ほんとは考えてくれたところぜんぶ原文で載せたいところだけど許可とってないのでわたしなりに書いてみました。したらこんな萌えない話になっちゃったっていうね!残念です。←^ω^ 感謝のきもちはまたなにかのかたちで伝えるからね!まってて!>ししん

 

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ぐちゃぐちゃ


※おしたりとじろー
※同棲設定パラレル



おしたりがうちを出て行った。最後の最後までなにも言わずに、ただ淋しげな目をしておれを見て、そっとあきらめてすっと消えて行った。おしたりはもう帰って来ない、この部屋はからっぽになる。おもいでもきっと消えてしまう、だっておしたりのいなくなったこの部屋はうそみたいに明るい。窓から差し込む光が白くて、おれもきっと消えていくんだなあと思う。ふたりでいないと、おれはおれじゃいられない。なのにおれたちの部屋におしたりはいない。戻って来ない。おれはひとりきりこれからどうしようかと考えた。だけどなんにも出て来なかった。おしたりがいるうちはいくらでも思いついたのに、昨日の晩おしたりが消えたのといっしょにおれの頭も壊れたんだ。からっぽになって白くて、脳味噌がなくなったみたいに、なにもうかばない。ねえおしたり、やっぱりおれがいけなかったのかな。ずっとずっと、おしたりに我慢をさせてたのかな。ねえだけどおしたり、おれはほんとうにすきだったんだよ。おしたりのことがすきだった。おしたりがよく言うみたいに『単なるひまつぶし』でおしたりといたわけじゃない。ほんとうだよ。だっていまほら、おしたりがいないこの部屋でおれは頭がからっぽだ。ねえおしたり、こんなおれを見たらおしたりはなんていうかな。叱るのかな。ためいきをつくのかな。それともなんにも言ってくれない?おしたりが選んだこの部屋もカーテンも、おれがわがまま言って買って貰ったこの部屋にはすこし大きすぎるソファも、もうぜんぶなんの意味も無くて、ただ部屋のすみに飾られた写真の中で8年前のおれたちがしあわせそうに笑ってる。




なんだこれは・・・。
ご無沙汰してます芦野です。インフルエンザやったり原稿にかまけたりでごちゃごちゃわたわたしていました。今回はひさしぶりなので張り切ったんですがなぜかいつもの3分の1くらいの長さに・・・しかも話がね!かぶる!ね!おんなじひとが書いてるもんだから仕方ないのかはたまたわたしがなにも考えずに書き進めているからいけないのか・・・これからしばらくすこし時間が持てるのでちょっと文書く練習してみようと思います。もっとこう・・・moeをね!!がんばります。

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黒い金色



※じろーとおしたり



センチメンタルだ。そうセンチメンタル。こんな気分はセンチメンタル。

赤い夕日の光は金。君の白い頬が金色に染まる。君にくちづけたい。音を立ててくちづけたい。君にくちづけたい。いますぐ。
「なに?」
君は伏せたまつげをそっと押し上げておれを見る。まつげは金。瞳は黒。(君にキスがしたいな)そのひとことはいつも言えずに終わる。
「ううん、なんでも」
「そう」
ただそれだけで終わるおれらの時間。

「そろそろ帰る?」
言い出すのはいつもおれのほうだ。どうせならもっと長く、せっかくだからもっと深く、君との時間を過ごせばよかったのに。今は青い記憶の向こう、ただ金色に染まるだけで。



前回載っけたヤツのじろおし版。じつはこっちを先に書きました。趣味でししあとに代えたけどじろおしもせっかくなので載せとこうかな、という貧乏体質。そう、プアーガール芦野です。みんな、これからそう呼んでやってね!←^▽^

ところでこのブログ、何故かうちの母親も読んでくれちゃってるのですが、このあいだのやつは「えろい。えろいよこれ」「くちづけたいってなによ!くちづけたいくちづけたいってほんま・・・えろいわ!」とお叱りを受けました。もちろん「なによ!べつにえろないわよ!えろいんはわたしやない!ししどや!!←」と反論致しましたが、じっさい、どうでしょうか。・・・えろい?あれ、えろい?わたしはえろとはもっとこう、漠然としたものであろうと勝手に思っておるんですが・・・うーん・・・・・・

まあ今後やたらに具体表現するのはやめておこうと思います。という個人的な反省でした。おわり!^^



追記:うわさの勇者名ジェネレーター(http://seoi.net/yusha/)やってみました!


芦野「司教様、どうか私に勇者としての名前を付けて下さい!」
司教 「わかりました、考えましょう。」
芦野 「ありがとうございます!」

司教 「芦野さん、あなたの名前は今日からシャレアです。」
シャレア 「・・・。」


というわけで今日からわたしはシャレアさんだそうです!プアーガールでもシャレアでもお好きな名前でお呼び下さい!なんなら様をつけて下さってもよろしくてよ!^^^^ では!おやすみなさい!

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寝る子は育つ


※あとべとおしたり
※おしたり病床設定



青く血管の浮き出た透き通るような白い肌、それと対比する赤いくちびる。冷たそうに見えるその手が思いのほか熱くておどろいたのを覚えている。奴の指が、その細さからは想像出来ないほどの強さで掴んだ腕が、焼け付くように熱くしびれて、俺はそこから動くことが出来なかった。「いかんといて」とささやいた奴を、どうしたら満たしてやれたのだろう。「こっちのセリフだ」とつぶやいた俺は、宇宙で一番無力だった。



短っ!あーこれカテゴリー悩む・・・小説に入れるほどではない?けど日々でもないような・・・うー・・・

こんにちは、おはようございます芦野です。さっき耳から血が出ました。今耳にティッシュ突っ込んでます。相当まぬけです。ていうかなんなんですかこれ耳血?聞いたことないよ・・・いきなり耳から血出るってそんなのアリですか。なんか耳ごそごそいってんなーどうしたんだろと思って触ってみたら指にべっとりとつく血。一瞬動き止まりましたからね。冗談でなく目を疑いましたからね。・・・え?みたいな。朝から素敵な初体験です・・・どうせならもっとときめきのはじめてを味わいたいわ!バカ!←

あ、あとなぜか右手の人差し指も脈絡なくぱんぱんに腫れ出しました。なにこれ・・・なんか呪われてんの?

さて、話は変わりますが昨日、てぶろでらくがきしていたら後ろから見ていた母に「なんか、なんていうかエ/ゴ/ン・シ/ー/レみたいや」と言われ、・・・エ/ゴ/ン・シ/ー/レ・・・?ってあのはだかのひとが三人いる絵の?え、どんな絵だっけ、と気になって本棚から父の画集を引っ張り出してちゃんと見てみました。あ、耳血出る前の話ですよ。で、とりあえず感想としては・・・

わたしがこんな上手いわけないだろぉおおおおシ/ー/レに謝れぇぇえええええ!!!!

似てると想定して見比べたとしてもあれだよ、そういえばどっちも体が細くてゴツゴツしてる・・・?くらいのもんでしかないよ。若干神経質なかんじ?程度のもんだよ。 ただ、シ/ー/レの絵はすごく好みのかんじではありました。特に妹さんをモデルに描いた赤い服の女の子とかすごいよかった。こっちにらみつけてるみたいな挑戦的な目がいい。にやりってかんじの口元も最高。良い顔してます。さすが。ってこれシ/ー/レ褒めてんのか妹さん褒めてんのかわかんないな。まあいいか。両方ってことで^^b

線の細いかんじの絵というと、このあいだヤ/マ/シ/タ/ト/モ/コさんのジ/ュ/テ/ー/ム・カ/フ/ェ・ノ/ワ/ー/ルという新刊を買いました。彼女の作品はどれもこれも大好きだけど、今回のも本当によかった!いつもよりやさしい読み味な気はしましたけれどそれはそれでよし。アリだ。彼女の描く話はなんともいえずせつなくてたまらないぜ・・・キュン!てする。あと言葉が本当にうまい・・・ああこれじっさい言いそう、ていうか言う!ていうセリフがいっぱい。あのしっくり感・・・大好きです^▽^

あれれ、いつのまにかもう5時半だぜ。耳血にかまけている間に・・・まあ眠れない日にはそのくらいのサプライズも丁度良いかな。おかげで時間も忘れられたしね!ポジティブにいくぜ!では、数時間後には病院行かなきゃなので準備という名の睡眠に入ります!おやすみなさい!



追記:昨日の胸毛で急にアクセス回数増えてて笑った!そうかそうかみんなそんなに胸毛が好きか・・・わたしも大好きだ^▽^もうみんな胸毛Tシャツの上とかからはみ出しまくればいいと思うよ笑



さらに追記:上のあとべとおしたりはなんも考えずに書いたんだけど、そういえば前にぽりこが言ってた結核とかで隔離されてるおしたりを、罪人として拘束されてたあとべが刑の一環として看病しにくるって話がすごいもえた。最初は嫌々なんだけど段々おしたりに惹かれちゃうあとべがいい。そんなあとべに「あかん、うつってまう」て言うおしたりがいい。もえる。

時代設定がすごい難しそうだけど、誰かこれ描いてくれないかな金出してでも読むんで!^q^

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プロフィール

HN:
芦野汎音
性別:
女性
趣味:
絵描く 歌うたう 本読む ネットサ~フィン(^ω^)
自己紹介:
京都在住、おたく どうじんがわたしの生き甲斐!←
ぎんたま、ばさら、おおふりを愛しています。テニヌの王子様、デュラララ!!に夢中です。愛、溢れ出ちゃう!



※解離性障害(多重人格・不随意運動ほか)を患っています。そのため更新も一人ではなく数人でおこなうことがあるかもしれません。ご了解下さいませ。

※ここに置いてある小説もどきみたいなんは、特に表記のない場合ぜんぶテニヌの王子様二次です。

※CPに節操はありません!お気をつけ下さい!

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