唯只管に正しくも曇りなく歪む
※赤也と丸井
※丸井→幸村
あんたのすべてはあのひとで埋め尽くされている。あんたはいつだってあのひとのことで頭がいっぱいで、そして体だってなんだってあのひとのために使うためだけにあって、だからあんたの視界に俺は入らないんだ。だけどねえ、今あんたの隣にいるのは一体だれなの。あんたはだれだと思っているの。正直に答えてよ。
「あ、なあ今日ってあれ、幸村君の欲しがってた本の発売日じゃなかったっけ」
放課後、部活終わりの人気のない部室で、ぷう、と膨らせたガムをぱちん、と割りながら彼は言った。
「あ、あー・・・そうでしたっけ?・・ていうかぶちょーの欲しい本てなんスか」
「しらねーのおまえ、幸村君の欲しがる本つったらエンゲイの本に決まってんじゃん」
「・・エンゲイ・・・?」
「あーでも今から本屋寄って病院行ったら面会時間過ぎちまうかなぁ・・・」んー・・・どうしよう、などとぶつぶつ呟きながら彼はカッターを羽織りそのボタンをひとつづつ止めてゆく。そのきれいに切り揃えられた爪を横目で眺めながら俺は、このひとちゃんと自分で爪とか切れたんだな、などとぼんやりと考える。
「なー赤也どう思う?」
急に振られて俺は浮遊する思考を目の前のこのひとに引き摺り戻す。
「あーそうスね・・・ちょっとキツいんじゃないスか」
「やっぱり?そう思う?あーでも困ったな、じゃあ幸村君にナニ持ってってあげたらいいんだろ・・・」
「んなもんなくてもいいんじゃないスか?」
「そういうわけにもいかねえだろィ幸村君だぜ?」
どういう理屈だよ、と胸の内でひそりと呟きながら俺はこのひとのアタマを占め続ける幸村部長のことを考える。
神の子の名を持つ彼はその圧倒的な強さと容赦の無さとはうらはらに、酷くやわらかな物腰と仕草、そして部員を思いやる心を持ったひとだった。そしてそんな彼のすべてはこのひとの心を魅了する。魅了している。そうしてすべてを奪っていくのだ。今、この時ですら。
「もーさっさと病院行って面会さして貰いましょーよ」
さっきからの俺の再三の催促にもまったく耳を貸さず、彼はただただ大好きな『幸村君』に何をあげたらいいかと、そればかりを考えている。校門を出たあたりから降り始めた雨は激しさを増すばかりで、俺の苛立ちもただただ強さを増すばかりだ。なあ先輩、あんた、今となりにいるのは誰だと思ってんだ?幸村部長、なんであんたはここに居もしないのにあのひとの心を占め続ける?あのひとはいつまでたっても俺の方なんか向きやしない、それなのに白い病室でただテニスのことだけを見詰めているあんたはいつだってあのひとの気持ちを掻っ攫って行くんだ。俺にはそれが出来ない。口惜しい、どうしようもなく。悔しい。くやしい。
「赤也!」
ふいにあのひとが俺を呼ぶ。「見つけた!アレだ!」言うなり俺の制止も聞かずに雨の中に飛び出してゆく。追いかける俺にしばらくして振り返った彼は満面の笑顔で、胸には両手いっぱいの花を抱えていた。
「決めた!幸村君にあげるのはこれにする。これなら幸村君もゆるしてくれんだろィ」
そう言って酷く嬉しそうに微笑む彼に、俺の姿など見えてはいない。雨に濡れても凍えても、たとえそのせいで風邪を引いて酷く苦しい思いをしたって、彼はその花を部長に届けられさえすればそれで満足なのだ。その花が、部長の病室を飾って、そして彼が、ありがとう、と微笑んでその赤い髪を撫でてくれさえすれば。それだけで彼は報われる、だけど俺は。ここにこうして立っているにも関わらず、あのひとの視界にすら入れない俺は。
なあ、誰か教えてくれよ、たった一輪の花にすら勝てない、無力で無力なこの俺は。いったい、なあいったいどうしたらいいんだ。答えてくれよ。あんたのとなりに立っているだけじゃダメだというならいったい、どうしたら。ねえ、答えてよ。
雨に濡れて張り付いたカッターの、その白の向こうに透ける肌色が、俺の視界を奪う。両手いっぱいに花束を抱えた先輩が、俺のほうへと歩いてくる。雨でぼける視界の中、目の奥が熱くなるのを感じた。その腕を取ってそんな花束なんざ雨の中に散らしてやりたい、そんな衝動に駆られる。いよいよ雨が激しくなって俺の視界はさらにぼけていく。急速に色の無くなる世界の中、激しく燃える赤色が目の前で揺らぐ。「なあ、これ、一本やるよ」とおくで声が聞こえる。ジンと響くそれに、伸ばす、指先、そして。 なにもかもがぼける世界の中、掠めたのは、
こっち向いてホイ!
※千石と亜久津
彼女に振られた。理由は「千石くんはわたしを見てない」。そんなことない、と言いたかったけど言えなかった。たしかにそうかも、とか思っちゃったからだ。こういうときは不貞腐れたふりで石ころでも蹴ってキミのところへ向かうに限る。そして「フラれちゃったよ」と笑う。そしたらキミは「どうせおまえが悪いんだろ」って呆れてるみたいにためいきをつくんだ。想像しただけでにやけてきちゃう。フラれたばっかだってのに不謹慎かな、なんて思う。でも仕方ない。だっておれはいつだってキミのこと考えるだけで笑えてきちゃうんだから。
「いますぐ来てよ」と呼び出すと、誰が、とかぜってえイヤだ、とかなんとか文句を言いながらも、キミはおれが指定した場所で待っていてくれた。「来てくれたんだー」と大げさに喜んで抱きつくと、「うざい」と言ってしっしっとされる。酷い。
「で?」キミは俺のほうを見ずに言う。すかさずおれは「なぐさめてよ」と言う。するとキミはとても嫌そうな顔をしながらも、「ウチはダメだぞ。ババアがいるからな」と言った。
ねえあくつ、本当のことを教えてあげる。彼女に振られたのはキミのせいだ。いつもいつもオレが、キミのことばっかり考えてたからだ。「千石くんはわたしを見てない」。あたりまえだ、だってオレがいつも見ていたのはあくつだもの。あくつのいつでもすっと伸びた背中、時間をかけてセットした髪、恰好つけるためだけに吸ってるまずい煙草、自分ひとりでいいんだと言いたげなその言葉、うらはらな態度。ぜんぶぜんぶ好き。とても好き。だけどキミにはぜったい言わない。言えるわけない。だって言った瞬間あくつはおれから離れてしまうんでしょ?わかってるよ。
だからおれは必死になってあくつ以外の恋人をつくるんだ。あくつ以外にたいせつなひとをつくる。おれにはほかにたいせつなひとがいるんだよって、必死になってあくつに伝える。見せ付ける。そうしないとおれは、おれにはあくつを繋ぎとめられないから。
くちびるを押し付けたら、あくつの舌がとても熱くて泣きそうになった。
「泣いてんのかよ」とあくつが言うから、「うん、あくつのせいだよ」と答えた。「意味わからねえ」と言うそのくちびるに噛み付いて、「わかってよ」と言う。でもわからなくていい。こんなにキミが好きだなんて、たとえ死んでも教えてやらない。
ぽりこに捧げる
※ヒカルと謙也
※10年後設定
はぁ。今日何度目かわからない溜息をこぼすと、隣の財前から「なんやねん先輩。溜息ばっかついて、ほんま気分悪いわ。やめてもらえません」と辛らつな言葉がとんできた。こいつは出会った当初からこの調子だ。正直というか毒舌というか、ひとの心に突き刺さる言葉を平気で吐く。最初のころは俺も、そんな態度を改めさせようと必死になったものだったが、10年も付き合えばそんなところにも慣れてくる。俺はまたこぼしそうになった溜息を飲み込んで、隣で平然と腕を組んで景色を眺めている財前に言葉を返す。
「しゃあないやろ。やっておまえ、このくそ暑い日にやで。男とふたりでワゴン乗って、しかも迷った日には、溜息もつきたなるっちゅー話や」
「せやって先輩、ワゴン乗せて下さいよ言うたらええよ言うたやないですか」
「そら、まあ、言うたけど」
「やったら文句言わんといてや。男らしないで、先輩」
「いや男らしさ関係ないやん。大体おまえワゴン乗せて言うてどこ行きたいとか全然言わんもん。遠く行きたいとか意味わからんこと言って、ほな地図見て適当に案内しますわー先輩は俺の言うとおりに適当に運転しといてーとか言うたくせに思いっきし迷子なるし」
「しゃあないやんやって俺地図読めへんもん」
「ほな見るとか言うなや!!!」
はぁ。溜息だ。なんで俺はこんな奴とドライブなんかしてやってるんだろう。しかも運転までして。せっかくの休日だっていうのに。あほらしくなってくる。むしろ泣けてくる。
「せんぱーい前、前見て下さいよ怖いなあ」やっぱ先輩の車なんか乗せて貰うんとちゃうかったわ。全然信用でけへんもん。今の状況の全責任はこいつにあるはずなのに、まったく悪びれない財前の態度に、もはや怒る気力も湧いて来ない。へいへい、と適当に返事をしてアクセルを踏み込む。本当はスピードスターの俺としてはもっとびゅんびゅんとばして走りたいところなのだが、財前の奴はちょっとスピードを出すとすぐに酔って吐くのでそれも出来ない。昔合宿に行ったときなんかもバスの中でひとりビニール常備だった。財前が吐き出すと金ちゃんや千歳あたりがつられてもらいゲロをしだすのでバス中酷い臭いに包まれて困ったものだ。
あのときの阿鼻叫喚っぷりを思い出してふふ、と笑うと財前がものすごくいやそうな顔をしてきもいっすわ先輩、と言った。その顔がバスの中でもう吐く、と口を押さえていたときの顔と被ってまた笑う。
あのころと今ではたくさんのものが変わった。俺たちはもう学生ではないし、酒も飲めるし煙草も吸える。車の免許だって取れるようになった。みんなそれぞれ大人になって、それぞれの道を歩んでいる。俺だってそうだ。今年の7月、俺は結婚する。あと半年もしたらパパになる。自分が父親になるなんてちっとも考えられなかったけれど、今はそのときをとても楽しみにできる。もうこどもじゃない。こどもではいられない。
ふと気付くと、財前がこちらを真顔で見つめていた。
「どしたん?」
「せんぱい・・・」
おめでとうございます。そう、ちいさくささやくように、財前は言った。結婚するんや。そう告げてから、まだ一度も言われていなかった言葉だった。俺はちいさな驚きと共に、言葉を吐いた。
「・・・ありがとう」
ヒカルに言うて貰えるなんて俺感激やわーいつのまにそんな素直なったん。そう茶化すように言うと、財前はムキになったようにそんくらい俺やって言います、と言った。
「ま、おめでとう言うかほんまにおめでたみたいやけど」先輩もようやるわー。そんなふうに言ってくる財前に憎らしさを感じて、けれどその顔が刺々しい言葉とは裏腹に何故か泣き出しそうに見えたので、俺は「まーそやな」とだけ言っておいた。
「また、遊びに来いや」嫁さんともども待ってんで。そう言うと、「ま、気が向いたら行ったりますわ」と無駄に偉そうな態度で財前は言った。
「そんで謙也さんのこどもに謙也さんが学生ン頃どれだけえろかったか教えたりますわ」
「おま、それだけはあかん!それしたら殺すで!ほんま!」
さーどうしようかなあ、そう言って笑うその顔にもう、涙はなかった。俺はすこし安心して、同じように笑った。
「ほな、帰りましょか」
「せやな」
あのころと今では、たくさんのものが変わった。けれど俺の隣には相変わらずこいつがいるし、俺たちは今でもあのころと同じように笑っている。どんなにまわりのすべてが変わって行っても、俺には帰る場所がある。ならそれでいいじゃないか。もうこどもではいられなくても、大人になってしまっても。
「ほんで、どっち行ったら帰れるんですかね」
「・・・おまえなあ。それ考えるんはおまえの仕事やろ!」
「そんなん言うたってわからんもんはわからんもん。で、どっちなん」
「・・・」
はぁ。まあ、適当でええやろ。適当に走ってたらきっといつか帰れるって。やって、(おまえがおるもん)そんなんぜったい言わんけどな。心の中でひそかに思って俺はアクセルを踏み込む。あと10年経ってもこいつだけは変わらなければいい。そう願いながら。
というわけで(?)ぽりこお誕生日おめでとううう!!!
このヒカルと謙也じゃ全然祝えてない気がしなくもないけど心からの祝いの気持ちを込めたよ!そしたらなぜか謙也が結婚してパパになってしまわれたよ!謙也は良いパパになれると思います。娘とかきっと溺愛だ。そうに違いない。 話がそれましたが、謙也がヒカルに思っていることはそのまんまわたしがぽりこに思っていることと取って貰って差し支えないです。え?なんだって?きもちわるい?うるさいよ!ぽりこ愛してる!!!!^q^
それは陶酔に似た、
※仁王と柳生
「やはりここでしたか、仁王君」
校舎裏、まるで校内を隠すかのように植えられた木々にもたれて、彼はしずかに瞳をあげた。「おお、柳生か」「柳生か、じゃありませんよ仁王君。いい加減きちんと授業に出て下さい。あなたがいないと必ずわたしがあなたを探すはめになるのですからね」迷惑です、と言うと彼は、彼女のようじゃのう、とまるで関係のないことを言ってくすくすと笑った。
「授業なんか出んでええんじゃあ」そう言って彼はさも面倒臭そうに腕を頭の上で組み、ふああ、とあくびをする。「授業なんか出たって、必要なことなど何一つ教えて貰えりゃあせん」「そんなことはないでしょう」わたしは根拠も無く、学校というものを擁護してみせる。わたしの役割りはそこにあると、わたしが思っているからだ。ほんとうは、授業で教わることに、必要なものなど何も無いと、わたしだって思っている。彼は、そんなわたしにすいと瞳を向けると、「本当にそう思うか?」とわたしを見透かしたようなことを言う。わたしは彼の、そういうところが苦手だ。
「わしはの、」彼はわたしから目をそらし、どこかを彷徨うように目を泳がせながらつぶやくようにこう言った。「わしは、自分がさっぱりわからん。わしがどんな形をしておるのか、わしの肉はわしをどのように形作っていて、その中にわしの意識はどのようにうずまっているのか、何もわからん。自分自身のことすらこれほどまでにわからんのに、そのわしのまわりにあることなど、しってどうしようというんじゃ」それだけを一気に言い終えると、彼はふうっと息を吐いて、またこちらを見て微笑む。その笑みが酷く淋しそうに見えてわたしは焦る。彼の、他人になりきってしまえる彼の、自分をうしなってゆく淋しさに触れて、わたしは胸がぎゅうと締め付けられるような悲しみを覚える。胸が、胸が痛い。
「仁王君、」そしてわたしは彼の淋しさを埋めようと必死になる。この悲しさがどこからくるのかなどわからない。ただ、胸が痛い。「だから、わたしがいるんじゃないですか」そうだ、だからわたしがいるのだ。他人になりきるがゆえ、自分がわからない彼に、彼自身を教えるために。彼のための彼になるために。だからわたしがいるのだ。「仁王君、」「わたしは、自分はあなたの鏡だと、いつも思っていますよ」だから、そんなに淋しそうな表情をしないで。「仁王君、」
「やーぎゅ、」彼の手がふわりとこちらへ伸びてくる。くちびるが近付く。そして瞳が。やわらかな感触とともに、至近距離で瞬く瞳がわたしを射抜く。
「愛しとうよ」
それはまるで、わたしをすり抜けて向こう側の誰かに話しかけでもするような。「愛しとう」もう一度、今度はしっかりとわたしを見据えて、彼は言う。彼の言葉はしかしわたしではなく彼自身へと投げかけられた言葉だ。だからわたしもわたし自身ではなく彼自身となって、くちびるをひらく。「わたしもですよ、」「わたしも、あなたを愛しています」そこでようやく彼の瞳はやわらかさを取り戻す。もはや何も射抜きはしない瞳が、ふうとやわらいで、自分のための笑みを零す。そしてわたしは安心するのだ。
ああ、彼がいつも、わたしによって満たされますように。そのためになら、わたしはいつでも彼になる。彼とわたしがひとつになって、ようやく世界に平和が戻る。
「さあ、戻りますよ。これ以上ここにいたら、わたしまで教師の小言をいただきかねません」そう言って立ち上がり、いっしょに喰らってくれたらええじゃろー、と言って笑う彼に、いやですよ、とわたしも笑って言葉を返す。「戻りましょう」「・・・今夜は帰りたくないのう」「ばか言ってないで、ほら」まだぐずぐずと何かを言う彼を早く、と急かして渋々と立ち上がった彼に「授業にきちんと出たら、ごほうびをあげますよ」とちいさく囁く。「・・・ほんとか?」「授業に出たら、ですからね」とたん瞳を輝かせて、いそいそと校舎に向かい始める彼に、ちいさく笑みを零す。そう、これでいい。こうして少しずつ、わたしと彼の日々が、積み重ねられるといい。そうして、いつかは。
「やーぎゅ、はやくー」さっきとは打って変わって、たのしげなようすでわたしを呼ぶ彼に、はいはいと言いながら、いつかのわたしと彼を夢見て、そしてまた笑った。
柳生はむっつり。
前回上げたじろあと小説に感想下さった方ありがとうございました!!思った以上に感想などいただいてしまって、褒められると伸びる体質のわたしとしては、もはやこれは次書くしかないだろうと。調子に乗って書いてみました^^で、また晒してみるっていうね!^^うふふ!本当は大好きなあとししが書いてみたいんですが気付くとふだん全然考えていないようなCPを話にしてしまっています。何故・・・なんにせよ次こそはししどを!かならず!!
今日は朝からバイクに乗せてもらって嵐山へ行ってきます。嵐山行くのは初めてなのですっごくたのしみ!なのですが・・・バイク怖い^O^落ちるんじゃないかと今からがくぶるです。ぜったい大丈夫って言ってもらったからそれを信じるけれども・・・でもわたしは握力が弱いんです14なんです!・・・これ、大丈夫ですか?(誰に聞いてるんだ) うーん・・・頑張ります。あとたらいうどんというものを食べさせてもらえるらしいのでそれもたのしみ!初めてのことってなんでこんなにドキドキわくわくするんだろうな!wktk!行って来ます^▽^
プロフィール
ぎんたま、ばさら、おおふりを愛しています。テニヌの王子様、デュラララ!!に夢中です。愛、溢れ出ちゃう!
※解離性障害(多重人格・不随意運動ほか)を患っています。そのため更新も一人ではなく数人でおこなうことがあるかもしれません。ご了解下さいませ。
※ここに置いてある小説もどきみたいなんは、特に表記のない場合ぜんぶテニヌの王子様二次です。
※CPに節操はありません!お気をつけ下さい!