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池袋の中心で愛を叫ぶ


※DRRR!!
※臨也→静雄




信号待ちで君に声をかけられるのを待っていた。君なら絶対そうしてくれると思っていた。信じていた。今の今まで。赤信号が点滅を始めて緑色の光がぼんやりと夜の街を照らす。俺の横をそれぞれに何かを抱えた人たちが通り過ぎていく。たまに見知らぬ誰かの手が、足が、俺にぶつかっては、去っていく。君とはそんなふうになると思わなかった。思いたくなかった。だけど、そうか、君は、君は去っていくんだな。俺より大切なものを見つけて、それを守るためにこれからは生きるんだ。その邪魔をしてやる方法を俺は瞬時に百ぐらい思いついて、そしてそれを実行に移すことを考えて、やめた。あほらしい。何もかもがあほらしい。「シズちゃんなんかだいきらいだ、」つぶやいた声は虚しく空に消えて、信号がまた点滅を始める。青い光が赤くなった。立ち尽くす俺を、ただ赤く輝く光だけが見つめていた。

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ノー・タイトル


暴れる細腕を無理矢理に束ねて床に縫い止めて触れたくてたまらなかった大好きなあいつの薄い口唇に俺のそれをぶつけたら、あいつはすいと顔を傾けてその口唇で俺に拒絶の言葉をぶつけた。「佳一、」思わずなじるような調子であいつを呼ぶと、あいつは「やめてよ、やめてよせいちゃん、こんなのは」と叫ぶように言った。「佳一」「だって俺言ったじゃない、ちゃんと言ったじゃない、俺には好きな人がいるんだよって。言ったよね?俺は言った。なのにこんな、こんなのはおかしいよ。これじゃレイプだ。強姦だよせいちゃん」そうだ強姦だ。わかってる。わかってる。わかってる。「そうだよこれは強姦だ。だけど他にどうしろってんだよ!好きな人がいる?ああ知ってるさ!それでも俺はおまえに触りたい!そのためなら強姦魔にだってなるさ!」ハッと義一が息を飲んだ。硬くなっていた体から力が抜けてゆく。佳一の目尻から涙がこぼれた。

「あのね、」華奢なはだかの背を俺に向けて、佳一は話し始めた。「前にさ、好きな人がいるって言ったでしょ。あれね、兄貴のことなんだ。」そこでちいさく佳一がふふふと笑う気配がする。「せいちゃんも会ったことあるだろ?あのお堅いさ。でも好きなんだ。絶対にそんなことできないってわかってるのに一度でいいからあの人に触りたくてたまらない。せいちゃんと俺は同じだよ」すうと息を吸って佳一はもういちど口を開いた。「ありがとう、せいちゃん」せいちゃんのことを、好きになれたらよかった。そう言って佳一は笑った。俺は佳一にバレないようにひっそりと泣いた。



※写真と本文は何の関係もありません※



今日は頭ン中をずーーーっと知ってる人やら知らない人やら一度も体験したことないシチュエーションやら見たこともない景色と逆にどっかで見たことのある何かやらが巡っててむっちゃきもちわるいです。

たまにあるんですが、いわゆる白昼夢ってヤツですか?現実の世界はいつもどおりに見えているし聞こえているのにそれと被って違う景色や音が頭の中に浮かぶ。
おかげでめちゃくちゃ頭が痛いです。こういうのってやっぱ障害の影響なのかな…きもちわるくて字にしないとやってられんので小説もどきは増えて結構ですが笑


ところで今インディ・ジョーンズ見てるんだけどやっぱおもろいな(^^)蟻のとことか大分怖かったですけど←
これから小田切響子見ますノ



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キレイだ


※DRRR!!
※スキマスイッチの「キレイだ」でドタチンと臨也




ねえ一緒に住もうよ、そう持ちかけたのは、あの忌々しい来神学園を卒業することが確定した高校3年の1月のことだった。なんとなく3年間つるみ続けた俺たち4人(シズちゃんが入っているのが忌々しいことこの上ないが)はだれも進学という道を選ばず、かといってどこかに就職するということもなく、ただヒマなだけの自習期間なんかが1ヶ月以上も続いていた。人もすくなくてやることもない。おもしろくない。隣に座るドタチンはそんな俺の愚痴を聞き流しながらボールペンを延々くるくると回していた。ねえそれおもしろい?と聞くと、いやべつに、と返ってくる。心地よい低さのその声は必要以上の言葉を紡がない。俺とは正反対だ。昼間の明るい日差しを受けて、いっそう影を増す頬を眺めて、俺はふと思いつきを口にした。ねえドタチン、卒業したらさ、俺と一緒に住まない?彼は別段驚くこともなく落ち着いた色合いの瞳をちらりとこちらにやって、俺は構わねえが親御さんは心配しねえのか、と言った。さすが、と拍手を送りたくなるほどにドタチンらしい言葉だった。俺の親御さんは大丈夫だよ。ドタチンは?と聞くと、聞くなよ、と言って彼はあたたかな笑顔で俺の頭をくしゃくしゃにした。俺はそれが嬉しくて声をたてて笑った。



そんなふうに始まった俺たちの生活はしかし1年も保たなかった。いい加減にしろよ、という彼の抑えた怒鳴り声を思い出す。なんでおまえは、そこでいつも彼は、こらえるように言葉を飲み込む。なんでおまえは、どうして、・・・なに?つづきは?聞いても彼は、いや、いい、もういい、と顔をそむけてだまりこむばかりだった。彼はきもちを言葉にすることをしない、俺は大切なことは言葉にできない。ああ、本当に思い返すばかりに正反対な二人だった。なにもかもが思い通りにいかなかった。彼の乱暴な手つきを思い出す。俺を暴く手はいつも乱暴だった。やさしい彼が俺につらくあたらなければならなかった、その理由を思うたびに、俺は彼のやさしさに涙がこぼれそうになる。俺が泣くなんて信じらんない?ねえでもほら、この頬を伝うのはたしかに涙でしょう?俺だって泣くんだよ。ただの人間なんだよ。


ねえドタチン、君の望むとおりに生きられなくてごめんね、でも俺はこういう性格で、こういうふうにしか生きられない。それでいいじゃないってなぐさめてみても君が居なけりゃ空しいだけだ。君と過ごしたこの空間は今、君を失って意味も無くして、ただ朝の光を受けながらぼんやりと輝いている。床や机に余すとこなく詰まれたインスタントのゴミをかきわけてここへ越してきたとき記念にとねだって撮らして貰った写真を取り出す。写真の君は太陽がまぶしいと顔をしかめていて、だけどとてもうつくしく、だれよりうつくしく輝いている。そんなキレイな君はもういない。もうここにいない。俺の涙を知ることもない。さようなら、さようなら、きっと君ともういちどなんてことはないだろう、だけど俺はちょっと期待してしまうんだ、こうしてみっともなく息をしつづけていたらいつか君が俺を見つけてくれるんじゃないかって、もういちど俺と同じ時間を過ごしてくれるんじゃないかって、だからいつまでもこの写真は破けなくて俺はずっとこのままだ。



ねえドタチン、君は俺が変わったら、そしたら俺を愛してくれたのかな?答えのわかりきった疑問をつぶやいてみて自分で笑う。答えはまさかだ。愛したくても愛せやしない、俺が俺であるかぎり。だけどね、ドタチン、俺はドタチンのこと、・・・自分で言ってばからしくなって、俺はほったらかしにしていた携帯を手に取った。ドタチンからの着信はもちろんない。ふふ、と笑って通話口に用件を簡単に告げる。さあ、業者さんが来る前にこのゴミの山を片付けておかないと。ドタチンがいなくなってから俺が自分を生かすために買い込んだインスタントはもうすべて胃に収めきっていた。これから先、もう二度と俺はインスタントで食いつなぐことをしないだろう。だってこれは失恋記念だ。俺はドタチン、君の手料理が大好きだった。いつかもういちど君の手料理が食べられる日まで、インスタントはお預けだ。さよなら、俺の愛しい日々。さよなら、俺のドタチン。カップラーメンやレンジでチン系の燃やさないゴミを詰めた黒い袋を手に、俺はコートを羽織って、振り返ることなくその部屋を出た。バタン、と音を立てて閉じた扉が、俺たちの関係を象徴しているような気がして、またすこし、涙がにじんだ。





なんとなく聴いていてドタチンとのあれこれでインスタントがダメになる臨也かわいい!と思って。方向性がどんどんずれていくのはもはや仕様です。仕様だと決めました。ドタチン・・・かっこいいよね////

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ししど!


お誕生日おめでとう!


愛してる!!!!!!!!!

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病☆院!


とかテンション高く書いても診察なんてまるで楽しいものじゃないんですが←


今日はひさしぶりに1人で診察受けてきました!ジストニアもどきが酷くなって以来だから1年ぶりくらい?いやー意外にもしゃべりやすくてびっくりしました。わたしもしかしたら話すのそんなに苦手じゃないのかもしれない。しゃべる機会がないからいままで苦手だって思い込んでただけで。いやでも人前にするとおなか痛くなるんですけどねw

交代人格が1人で出歩いて高校生と絡んだりしたこととかこないだしののめと無事遊べたこととか話したんですけど、先生の反応から見るにわりと良い方へ進んでいるようです。この分だと統合も遠くないかも、みたいなことを言われました。統合するってことは交代人格がみんな消えてわたし1人になるってことじゃなくて、みんなといっしょに同じ方を向いてやってくってことらしいんで(たぶん)それならわたしとしては望むところだなと。みんなが消えちゃったら淋しいしね!(^^)

というわけですこしずつではありますが希望はすぐそばにあるのかなと。思ったりしました。今までも見えてなかったってわけじゃないですが、自分を受け止める準備ができてきたのかなーという気がしています。この年になってやっとっていうのは遅いのかもしれませんけどね。やっぱりまわりが言うようにわたしは未熟なのかも。先生なんか中学生くらいで止まってますねとか言ってましたしね。でも今はそれでもかまわないというきもちでいます。



はあー萌え抜きでまじめな話してると疲れるな。柄じゃないや。
というわけで(?)拍手お返事です!つづきからどうぞ!
 

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プロフィール

HN:
芦野汎音
性別:
女性
趣味:
絵描く 歌うたう 本読む ネットサ~フィン(^ω^)
自己紹介:
京都在住、おたく どうじんがわたしの生き甲斐!←
ぎんたま、ばさら、おおふりを愛しています。テニヌの王子様、デュラララ!!に夢中です。愛、溢れ出ちゃう!



※解離性障害(多重人格・不随意運動ほか)を患っています。そのため更新も一人ではなく数人でおこなうことがあるかもしれません。ご了解下さいませ。

※ここに置いてある小説もどきみたいなんは、特に表記のない場合ぜんぶテニヌの王子様二次です。

※CPに節操はありません!お気をつけ下さい!

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